沼津にお住まいの紳士で定年を迎えるにあたりアコ、それもボタンアコを始めたい方がいらっしゃいます。どなたか沼津ないしその近くでボタンアコを教えていただける方を御存知でしたらお知らせください。また、ボタンアコの独習書など御紹介いただけると幸甚です。
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昨晩どこかのTV番組で面白いレポートをみました。人口350人の中国のとある村では喧嘩や口論をするときは必ず歌でやり取りする慣わしで、亭主の浮気をとがめる妻はいきなり怒鳴りつけるのではなく、たとえば「♪あ~んたみたいな不男が、な~んでよその女にやさしくするのよ~!家じゃごろごろ寝てるだけなのに~♪」と唄えば、亭主は「♪お前も昔はきれいで、やさしかったけど~~、今じゃおれは粗大ごみ~♪」なんて大声で隣近所にも聞こえるように歌を交わすのだ。 2-3回やりあうと、お互いストレスが発散されていつの間にかもとの仲のいい夫婦になっているという具合。 この歌を交わす慣わしは喧嘩・口論以外にもデートの時の愛の告白の時にも応用されているようで、どうも心情の吐露、感情の発露として歌を利用しているらしい。 そう聞くと、万葉の昔に歌を詠んだ古人はこの中国に一部伝わる風習が当時はもっと一般的にあり、それが日本にも伝わっていた、あるいは人類共通の感情の表現方法だったのかとも思えてくる。 いまの若者も、僕らの若い頃もいろいろな歌に自分の感情を重ねてひそかに思いのある人へのメッセージにしていることがあるように思われる。 サウンド・オブ・ミュージックの名場面の一つ、マリアがトラップ大佐に「♪私、きっと何かいいことをしたに違いないわ♪」とトラップ大佐の愛を受け入れるときに唄う歌とか、歌で気持ちを表現できたらいいなぁ、と思うこともありますね。 「♪別れの朝二人は....」で始まるUdo Jurgens歌の原曲の歌詞は"Was ich Dir sagen will, sagt mein Klavier."(僕が君に伝えたい言葉、それは僕のピアノが奏でる)だ。 あ~、それをアコでできたらいいのに、とも思います。 古いところではビング・クロスビーがグレース・ケリーにボートの上でアコの単音で弾く"True Love"。 映画「上流社会」の一場面。 歌や音楽は民族を超えて感情や感動を伝える人間に与えられた素晴らしいものなのだなぁと思います。 夫婦喧嘩への活用はよさそうです。 内では今朝から、早速導入し、♪納豆にねぎがねぇぞ~♪、とか♪あたしゃ料理中、冷蔵庫まで自分で歩いたほうが健康にいいわよ~♪などとやりあっていて、結構笑えました。 いつもなら半日ダメにしかねない朝の気分が乗ってないときの口論や文句が楽しい会話の糸口に変わりました。みなさんもお試しあれ。